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長塚 忠の
ストーリープロフィール

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私は、人気ドラマ「半沢直樹」を観ることができません。
なぜならば、銀行員だった頃のつらい思い出がよみがえるからです。

 

山一証券や北海道拓殖銀行が倒産した1997年頃、

30代前半だった私は、大手地方銀行で法人融資営業を担当していました。

 

銀行から中小企業の融資の“回収・縮小”を命じられ、

来る日も来る日も業況の厳しい会社と融資の返済交渉を行いながら
経営者の苦渋の表情を間近に見てきました。

言葉にしがたい虚しさ、やるせなさからか、

毎晩、ナイフを持った経営者に追われる悪夢にうなされ、

深夜に飛び起きました。


「できることなら、会社は廃業させたくない。

会社を窮境させない資金繰りはどうすればいいのだろう?」

 

私はこの疑問を、長年持ち続けていました。


その後、民間企業に出向し、これまでの立場とは逆に、

企業の側から金融機関を見る機会にめぐまれました。

金融の世界を離れてみると、

聞きなれない言葉や、複雑な制度、面倒な数字合わせに、

経営者の多くが、苦労していることを痛感しました。

 

「金融に詳しい人間が、企業と銀行の間に入って言葉をつなげば、
重要な内容をスムーズに誤解なく伝えられるし、
経営者のストレスも減り、仕事に専念してもらえる。」

 

そう考え、50歳で銀行を退職。

以後はフリーランスとして、飲食店や運送業等事業者から
専門性を生かしたサポート業を引き受けつつ、

コロナ禍の2020年11月に「長塚ビジネス戦略研究所」を開業しました。

 

とにかく、「廃業や倒産、そして窮境する会社はもう見たくない!」
という思いでの起業です。

元銀行員であり、かつ民間企業への出向も経験し、

銀行と企業の両方の立場を理解できるからこそ

「橋渡し役」として的確に対応できる強みを生かして、

経営者のサポートをしようと決めました。


私の知人や友人、同級生には中小企業の経営者が多く、

彼らを応援したいという気持ちもあります。

「人生100年時代」と言われる現代は、

第二の人生どころか、第三、第四の人生が多くの人に訪れる時代です。

元気に長く楽しく働くことが、「幸せに生きること」に直結します。


幸せな未来を作るパートナーの一人として、
ぜひ私にお声かけください。

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